紛らわしいんですが・・・

雑草記20 仏の座(ホトケノザ) ヒメオドリコソウの親戚で、花の感じも似ている。 この名前を見て「春の七草」を思い浮かべている方も多いかも知れない。 でも、これは食用ではないのでです。 かの有名な「春の七草」の「ほとけのざ」は、キク科の「コオニタビラコ」の事らしい。 なぜこんなややこしい事が起こっているのかはわからないのだが・・・ で、この「ホトケノザ」、しそ科のオドリコソウ属。ヒメオドリコソウと同じである。 これも帰化植物。ヨーロッパや北アフリカから来ている。 雑草の中にはこういった帰化植物なるものが非常に多い。 そして、いつのまにか日本に定着して日本の風景に溶け込んでしまう。 半円形の葉が茎を取り囲んでいる様子を、仏様の座している「蓮華座」に見立ててこの名がある。 日本らしいおくゆかしい名前である。 この草、別名「三界草」(さんかいくさ)とも呼ばれている。葉が三段につく事に由来しているらしい。 この草も道端に普通に生えている。 芽生えは秋。この秋にも花を咲かせる事もあるらしいが、主には早春から6月頃まで。 うちの近所の道端には非常によく見受けられる。
雑草記-ホトケノザ01
雑草記-ホトケノザ02
  • 2008.04.03 | 
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昔は食べてたのに・・・

雑草記19 ツクシ/スギナ これは誰でも知っているであろう春の雑草の代表格。 雑草と言うより山菜との認識が強いのかも。 この「つくし」と「すぎな」基本的には一体の草。 「つくし」は胞子を作る為の茎。「すぎな」は葉の役で光合成を担当といった具合。 「つくし誰の子、スギナの子・・・」と、童謡に歌われているが、親子関係でも、師弟関係でもない(笑)。 同じ根茎から地中でつながっている。 だからと言って「すぎな」の生えている所に必ず「つくし」が、生えるわけではないらしい。 順番から行けば、春に「つくし」が出て、夏に「すぎな」繁茂する。というが、庭にはすでに「すぎな」が 旺盛な繁殖力で繁茂してきている。 トクサ科トクサ属の植物でシダの一種に分類される。 生育地は広範で、湿原だろうが、乾燥地だろうがどこでも繁茂し、根深く根づく。 とにかくどこでも生える。 この「すぎな」は節で枝分かれし、内部が中空のため、引っこ抜こうとするとぶちぶち切れて一向に根まで抜く事が出来ない。夏場の草抜き時の最大の宿敵でもある。 「つくし」は食用としても名高いのでは。でもあまり食する機会はない。 なにせ食べるのに手間がかかる。「つくし」の茎のはかまを取り佃煮やあえものにするのだが、このはかまがくせ者。1本に3~4箇所ある。これを丁寧に取ってゆでると縮んで本当にちょっとになってしまう。 季節を食するためには努力が必要なのだ。
雑草記-つくし
雑草記-つくし02
  • 2008.04.02 | 
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春の訪れ・・・

今日から4月。 すっかりさぼっていたこのブログの更新を4月の訪れと、草木の芽吹きと共に再開しようと思い、筆を取りました。 すでに梅や桃は咲き、いまは桜が真っ盛り。 ついつい花を眺めるために上を向きがちですが、足元にもたくさんの草花が咲き誇っています。 雑草記18 ヒメオドリコソウ 名前から想像が付くかも知れないが、「踊子草」という花があって、それよりも1センチほど縮めたような形なので「姫(ヒメ)」なのである。 肥えた土地では群生し、陽当りのよい場所では赤紫に染まっている。 漢字では「姫踊子草」。 元々はヨーロッパの原産。明治時代中期に東京で確認されている。 こう聞くとなんとなく社交ダンスを踊るヨーロッパの貴婦人のような優美さを感じる。 葉は五重塔のような段状につき、その間から小さなピンクの花を咲かせる。 この花の形が筒状に長く、のどのように見える(?)ことに由来して、学名は「Lamium purpureum」。紫色のLamium「laipos(のど)」が語源。 この葉の感じ、見た事ありませんか? 「しそ科」です。大葉やシソにも共通する形、質感です。 この草、道端のどこででも見られると思います。
雑草記-ヒメオドリコソウ01
雑草記-ヒメオドリコソウ02
  • 2008.04.01 | 
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