ビタミンC入りの米粒?

雑草記40. コメツブツメクサ 駅前の街路樹の足元、ツリーサークルの隙間から生え出して群生していた。 荒れ地や路傍に極普通に生育し、人為の撹乱の激しいところによく見られる。 あまりに花が小さいので目立たないが、よく見ると小形で黄色の蝶形花が多数密集してつき、可愛らしい花である。 スーパーとかのお米のコーナーで売っているビタミン入りの米粒?のような花でもある。 「米粒詰草」。 名前からわかるようにクローバー(シロツメクサ)と同類のツメクサ(詰草)の1種である。 米粒のように小さい詰め草という意味。 葉もクローバーと同様に3小葉からなる。 ヨーロッパ、西アジア原産の帰化植物で、明治の後期に渡来したらしい。 意外と多いマメ科の植物。シャジクソウ属。 花期は5月から9月とあるが、もう咲き始めている。 これも温暖化と何かつながりがあるのだろうか・・・
雑草記-コメツブツメクサ01
雑草記-コメツブツメクサ02
  • 2009.04.20 | 
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これ読めますか?「酢漿草」

雑草記39. カタバミ 「酢漿草」・・・この漢字をどう読めば「カタバミ」と読めるのか、 僕の漢字の知識では全然わからないが、「かたばみ」と打って、変換すると ちゃんとこの漢字が出た。 草の名前は、良く知っていても漢字になるとさっぱりわからないモノが多い。 そこいらの道端で見かける多年草。 世界の熱帯から温帯まで広く分布しているらしい。 クローバーのような3枚の葉と小さな黄色い花をつける。 よく見ると結構かわいらしい花である。 葉は柔らかく、噛むと酸っぱい。これは「蓚酸(シュウ酸)(化学式 COOH)」を含むためである。 昔はこの蓚酸を使って真鍮や鉄製の鏡を磨いたらしい。 この葉を夜になると葉を閉じるという日周運動をする。 葉が緑色のモノや緑紫色や赤紫色のモノまである。 緑紫色を「ウスアカカタバミ」赤紫色を「アカカタバミ」といって区別している。 花を春から秋まで次々と咲かせ、ロケット型の実を付け、それをはじけさせて種子を自力散布する。 この「カタバミ」みかけによらず厄介な雑草である。 直根は地上の茎の割には太く、取り切らないとしつこくまた生えてくる。 茎は地上を這い、所々で立ち上がり、広範囲におよぶ。 和名は「傍食」で、葉の一部が欠けているように見えるかららしい。 または、「片葉三」(片葉が3つなところから?)とも書くらしい。 幾何学的な形は「カタバミ紋」として家紋にも多く使われている。 カタバミ科のカタバミ属。花期は5月~9月とあったが、既に咲き始めていた。
雑草記-カタバミ01
雑草記-カタバミ02
  • 2009.04.16 | 
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小柄だけど派手な感じ。

雑草記38. キランソウ 本州、四国、九州の道端や土手によくみられる多年性の草本。 中国、台湾、朝鮮半島にも分布しているらしい。 根生葉(ロゼット葉)が地面にへばりつくように生育し、茎も立ち上らない。 全体に縮れた毛が生えている。 花は濃紫色でシソ科の花にみられる上唇が短く2裂、下唇は大きく3裂し、 中央の裂片が大きく先端が少し凹んでいるという特徴を有している。 「金瘡小草」または「金欄草」。「き」は紫の古語で「らん」が藍色の意味らしい。 別名は「地獄の釜の蓋」。 すごい名前ではあるが、この草には薬効があり、地獄への釜に蓋をしてしまうほど効き目があることで名付けられたらしい。 その薬効を教えたのが弘法大師という事から「弘法草」とも呼ばれる。 これを煎じた汁は、風邪薬や高血圧の薬となるらしい。 草はみかけによらぬもので、とてもそのような薬効があるようには見えないのだが・・・はじめてみた時は「蝿」がたくさん何かの草にたかっているのかと思ったのは私くらいだろうか。 これもシソ科。キランソウ属。花期は3月~5月でいまが盛りである。
雑草記-キランソウ01
雑草記-キランソウ02
  • 2009.04.13 | 
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