名は体を表す。

雑草記35. ウシハコベ 春の七草の一つに「ハコベ」がある。 その「ハコベ」は、「コハコベ」ともいう。 「コハコベ」によく似ていて、全体に大形なので頭に「牛」がついて「ウシハコベ」である。 日本全土の道端や空き地に生える越年草。 稲や麦と共に伝来した「史前帰化植物」とされる。 発芽の時期は通年とされているが、多くは秋に発芽して春に花を付ける。 花は花弁が10枚あるように見えるが、5枚の花弁が2つに深く裂けていてそう見える。 「コハコベ」とは区別しにくいが、「ウシハコベ」は、雄しべの花柱が5個に分かれており、「コハコベ」は、3個に分かれているので区別が出来るらしい。 その点からこれは「ウシハコベ」と判断している。 花期は4月から10月頃まで。 漢字では「牛繁縷」と書く。 これまた難しい漢字。 昨今TVでよく観かける知識を競うクイズ番組でも 読める人はいないのではないだろうか。 ナデシコ科であるが、ハコベ属、ウシハコベ属の両方の記述がみられる。 花弁の特徴の類似から「ハコベ属」とする見解と、雄しべの花柱の数の違いから「ウシハコベ属」とする見解とが見られる。 草花の分類の難しさを感じる。
雑草記-ウシハコベ01
雑草記-ウシハコベ02
  • 2009.04.02 | 
  • カテゴリー:雑草記

もう4月。油断してたら・・・

すっかり道端は花盛りを迎えていました。 前回(といっても12月なのでと~い昔ですが)書いた那須の別荘がいよいよ完成間近になってきました。 あの状態から完成へと結構月日が流れてしまってます。 で、4月にもなったことですし、再び雑草記再開しようと思います。(別に中断していたわけではないのですが・・・) 春を迎えて1発目は・・・ 雑草記34. ニワナズナ 地中海地方原産の多年草。これも外来植物。 そう思って見ると、地中海の陽の光を感じるような・・・ 一般的には「アリッサム」と言った方がわかるかもしれない。 園芸店などでもよく売っている。 基本的には園芸用として持ち込まれたのであろう。 公園や花壇にちゃんと植えられているのを目にする。 そういった意味ではいままでここに書いてきた「雑草」達とは 異質なものかも知れない。 ただ、写真でご覧いただけるように、駐車場のブロックとコンクリートの路盤との隙間に咲いていた。 この生命力の強さは「雑草」に値するのではないだろうか。 そして、何年か後には「帰化植物」と言われるほどに繁殖し、定着するのでは・・・ 「庭薺」。庭に咲くナズナということであろう。 なので、これもアブラナ科。 このナズナという漢字は難しい。はじめて見た字のような気がする。 確かによくみると、アブラナ科の植物によくみられる、茎の花に近い部分に横にはね出した実(?)がこれにもみられる。
雑草記-ニワナズナ01
雑草記-ニワナズナ02
  • 2009.04.01 | 
  • カテゴリー:雑草記