うらめしや~
雑草記54. フタリシズカ
東京都内唯一の日本百名山の雲取山。
その登山道でみかけた。
北海道から九州に分布する多年草。
茎の上部に対生した葉が2、3対ほどつき、その中心に花穂を立てている。
この花穂が2本のことが多いので「二人静」。
この「静」は静御前を指し、義経を恋う静御前とその亡霊の舞姿にたとえているらしい。
小さな白い花を点々とつける。
この花は花弁はなく3つに分かれた雄しべが丸く子房にくっついている。
科名はセンリョウ科(千両科)センリョウ属
花期は4~6月なのでもう終わりに近かったのかもしれない。
群生することも多いらしいが登山道でぽつぽつとしか見かけなかった。
「二人」があるので、お仲間で「一人静」というのもある。
こちらは花期が4~5月なので見ることはなかった。
春と姫
雑草記53. ハルジオンとヒメジオン
いわゆる「雑草」の代表のように、道端や道路の中央分離帯などでもよく見かける。
この画像には2種「ハルジオン」と「ヒメジオン」が映っている。
でも全然見分けがつかない。
どちらも北アメリカ原産の帰化植物。
春に咲くのが「ハルジオン」。漢字で書くと「春紫苑」。
花期は4月の初めから5月の末頃まで。
その後に咲くのが「ヒメジオン」。漢字では「姫紫苑」と書きたいところだが
同名の別の植物があったので「姫女苑」。
花期は6月の初めから8月の中旬頃まで。
なので4月から8月まで同じ花がずっと咲いているようだが実は2種類の花が引き続き咲いているのだ。
この画像は6月の頭に撮ったのでまだ引き継ぎの最中と言った感じか。
これは「ハルジオン」。
つぼみが少し下向き加減。花の部分がソフトな感じ。
葉が茎を巻くようにつく。茎が空洞(これが一番顕著な違いだが外見ではわからない)。
で、こっちが「ヒメジオン」。
つぼみが上を向いてついている事が多い。花がピーンとしている。
葉が茎を巻かずストレートについている。茎が詰まっている。
とはいっても全然違いはわかりません。
なぜこんな微妙な違いなんだろう?
いっそ、もっとはっきりと違うとか、咲く場所が違うとかすればいいのに。
本人達にとっては大きな違いなのだろうか・・・
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