人気者を真似ている?

雑草記47. マルバダケブキ カタカナだとどこで区切るのか分からない名前草花。 漢字で書くと「丸葉岳蕗」。 丸い葉っぱの岳(高い山)に咲く蕗(ふき)。でも、フキ属ではない。 同じキク科ではあるが「オタカラコウ」と同じメタカラコウ属。 本州・四国の深山の草地や林下に生える多年草。 高さは1m以上にもなり、フキに似た大きな根生葉が特徴。 確かに葉だけを見るとフキに見える。大きな腎円形で葉の周りには鋸歯がある。 全体に大きく、林の中で見かけると毒々しい印象すらあった。 オタカラコウも、このマルバダケブキもさらにはメタカラコウも葉がフキに似ているのになぜ「フキ属」ではないのだろう? 茎葉は2枚で茎を抱く形で生える。 頭花は黄色の散房状の花序で直径は約8cm,、舌状花は10個程度つく。 総苞は直径2cmほどの鐘形。 花期は7月から9月
雑草記-マルバダケブキ01
雑草記-マルバダケブキ02
  • 2009.08.20 | 
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葉が穴だらけ。

雑草記46. オタカラコウ キャンプ場の池のほとりに咲いていた。 本州の福島県以南から四国・九州、中国・朝鮮・樺太まで分布する多年草。 深山などの沢沿いなどに生え、湿地を好むようである。 葉は根生葉で、大きく柄が長く、フキの葉に似た腎円形。 よほど柔らかくおいしいのか写真の葉穴だらけであった。 花期は7月から11月くらいまでと長く、そのため花茎はどんどん成長し、高さは1~2mに達するらしいが、これはまだ50~60cm程度であった。 黄色の頭花を総状につける。頭花は5~9個の舌状花で、上を向く。 ひとつひとつの頭花は迫力はないが、まとまって大きな花序を形成しているので見応えのある花だ。 漢字で書くと「雄宝香」。 これに似た少し小振りのモノで「雌宝香」というものがあり、双方の比較で「雄」である。 茎や根に香りがあり、これが漢方生薬の竜脳(リュウノウ)香に似ており、この竜脳香は別名を宝香というためこの名がついた。 知らなかったので匂いを確かめることはしなかったが、また目にする機会があれば匂いを確かめてみたい。 が、元になっている竜脳香の香り自体は知らないのだが・・・ キク科のメタカラコウ属
雑草記-オタカラコウ01
雑草記-オタカラコウ02
雑草記-オタカラコウ03
  • 2009.08.19 | 
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微妙な3兄弟・・・

雑草記45. クサコアカソ キャンプ場を流れる小川のほとりに咲いていた。 群生すると美しいらしいが少数だと目立たず地味な草花。 葉がシソに似ていたのでシソ科の植物かと目処を付けて調べて行ったが見当違いだった。 イラクサ科カラムシ属。あまり耳にしない科名、属名だった。 低山地に普通に見られる高さ50cm程度の多年草。花期は7月から9月。 「草小赤麻」と書く。茎や葉柄が赤褐色を帯びることに由来する。 別名に「マルバアカソ」という名もあるようだが、こちらの由来はわからなかった。 これに非常に良く似た草で「赤麻(アカソ)」「小赤麻(コアカソ)」というのがある。 違いは、アカソは葉が深く3裂している。コアカソは半低木で茎の下部が木質化している。 なので注意して葉や茎をみていないとどれかわからない。 「アカソ」の変種ということになっている。 遠景の画像で葉の形状が確認出来る(花はボケボケだが・・・)のと、生えていた状況をみていたので、これは「クサコアカソ」で間違いないと思う。
雑草記-クサコアカソ01
雑草記-クサコアカソ02
  • 2009.08.18 | 
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「花」のアイコン

しばらくは、13日からのキャンプ時に見つけた草花を調べてみる。 雑草記44 フシグロセンノウ 九州から本州の明るい落葉広葉樹林の下に生える多年草。 こどもの書く「花」に近い形をしている。記号化された「花」の形。 朱色の5弁花。「花」としてはよくあるように思われるが、朱色の花は多くない。 花弁の一部の色がはがれたように見え、林の中にあって作り物のように、はっきり、くっきりよく目立っていた。 漢字で書くと「節黒仙翁」。 節が太く、茶色を帯びた紫黒色なのに由来する。 茎は直立し、高さ40~90cmくらいあり、葉は対生し、楕円状披針形で4~15cmの長さで先が尖る。花期は7月から10月。 ナデシコ科センノウ属で、同属別種に園芸用の「仙翁(センノウ)」があり、他に○○センノウと名のつくものが数種ある。
雑草記-フシグロセンノウ01
雑草記-フシグロセンノウ02
  • 2009.08.17 | 
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まじめで美しいモノ・・・

このお盆休みにキャンプに行ってきた。 毎年、最低でも春のGWと夏のお盆の時期にキャンプに行っている。 第何次キャンプブームかはわからないが、スポーツ店のアウトドア用品コーナーは、最近非常に人が多い。 こんなにここに人が多いとキャンプ場は大変なことになっているんではないかと心配していた。 GWに行った戸隠キャンプ場は、ニュースとかで目にする「難民キャンプ」並に混んでいたが、今回行った駒出池キャンプ場は思ったほどではなかった。 このキャンプ場は非常に気に入っているところで、数少ない通い詰めているところでもある。 ロケーションの良さと、程よい距離。それに最近は管理棟やトイレも綺麗になった。 近くにちょっとした登山が出来るところもいくつかあり、温泉も近くにあるなど環境面でもとてもいいところである。 GW辺りはまだ冬の寒さが残っているが、お盆時期は朝夕は肌寒い時もあるが高原の涼しさが心地いい。 そこに行く途中の八ヶ岳高原にこの「八ヶ岳高原音楽堂」はある。 1988年に吉村順三の設計で建てられた。 20年の時を経ているが、非常にメンテナンスが行き届いているのか古びることも無く今なお八ヶ岳高原にひっそりと佇んでいる。 10年以上前にも一度見に行っているが、その時と変わらぬ美しさをたたえていた。 まじめで美しく、手入れの行き届いた建物は何度でも訪れてみたくなる。
雑草記-八ヶ岳高原01
雑草記-八ヶ岳高原02
雑草記-八ヶ岳高原03