「花」のアイコン

しばらくは、13日からのキャンプ時に見つけた草花を調べてみる。 雑草記44 フシグロセンノウ 九州から本州の明るい落葉広葉樹林の下に生える多年草。 こどもの書く「花」に近い形をしている。記号化された「花」の形。 朱色の5弁花。「花」としてはよくあるように思われるが、朱色の花は多くない。 花弁の一部の色がはがれたように見え、林の中にあって作り物のように、はっきり、くっきりよく目立っていた。 漢字で書くと「節黒仙翁」。 節が太く、茶色を帯びた紫黒色なのに由来する。 茎は直立し、高さ40~90cmくらいあり、葉は対生し、楕円状披針形で4~15cmの長さで先が尖る。花期は7月から10月。 ナデシコ科センノウ属で、同属別種に園芸用の「仙翁(センノウ)」があり、他に○○センノウと名のつくものが数種ある。
雑草記-フシグロセンノウ01
雑草記-フシグロセンノウ02
  • 2009.08.17 | 
  • カテゴリー:雑草記

まじめで美しいモノ・・・

このお盆休みにキャンプに行ってきた。 毎年、最低でも春のGWと夏のお盆の時期にキャンプに行っている。 第何次キャンプブームかはわからないが、スポーツ店のアウトドア用品コーナーは、最近非常に人が多い。 こんなにここに人が多いとキャンプ場は大変なことになっているんではないかと心配していた。 GWに行った戸隠キャンプ場は、ニュースとかで目にする「難民キャンプ」並に混んでいたが、今回行った駒出池キャンプ場は思ったほどではなかった。 このキャンプ場は非常に気に入っているところで、数少ない通い詰めているところでもある。 ロケーションの良さと、程よい距離。それに最近は管理棟やトイレも綺麗になった。 近くにちょっとした登山が出来るところもいくつかあり、温泉も近くにあるなど環境面でもとてもいいところである。 GW辺りはまだ冬の寒さが残っているが、お盆時期は朝夕は肌寒い時もあるが高原の涼しさが心地いい。 そこに行く途中の八ヶ岳高原にこの「八ヶ岳高原音楽堂」はある。 1988年に吉村順三の設計で建てられた。 20年の時を経ているが、非常にメンテナンスが行き届いているのか古びることも無く今なお八ヶ岳高原にひっそりと佇んでいる。 10年以上前にも一度見に行っているが、その時と変わらぬ美しさをたたえていた。 まじめで美しく、手入れの行き届いた建物は何度でも訪れてみたくなる。
雑草記-八ヶ岳高原01
雑草記-八ヶ岳高原02
雑草記-八ヶ岳高原03

ホオズキのようでホオズキでない・・・

雑草記43 イヌホオズキ 夏祭りに行くと昔よく目にした「ホオズキ」。 これはその仲間であるが「ホオズキのようでホオズキでない」ので「イヌホオズキ」。 「イヌ」は、「犬」ではなく「否(いな)」。否定の意味から来ているらしい。 しかし漢字で書くと「犬鬼打」または「犬酸漿」。 おどろおどろしい文字であったり、難しすぎる文字。とても読めない。 この「鬼打」という漢字や「ホオズキ」という名前は、我々の良く知る「ホオズキ」の特徴から来ている名前のため、この草の特徴を表していない。なんか淋しい命名である。 温帯から熱帯にかけて広く分布。道端でよくみかける1年草。 古い時代に日本に雑草として入ってきたと推測される。 こういう植物を「史前帰化植物」というらしい。 高さは30~60cm程度あり、葉は互生し、卵形で縁に波形の鋸歯がある。 花のつく枝は節の間からのび、4~10個の白い花をつける。花期は7月から10月。 7~10mmの球形の緑の果実をつけるが、熟すと黒くなる。 「ソラニン」という物質を含む有毒植物なので間違ってもこの実を口にしないように。 発汗、下痢、腹痛などを起こすらしい。
雑草記-イヌホオズキ01
雑草記-イヌホオズキ02
  • 2009.08.12 | 
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虎のしっぽはシマシマじゃなかったでしたっけ?

雑草記42 イブキトラノオ さすがにこれは近所の草原ではみかけません。 北海道から九州の山地や高原の陽当たりの良い草地に生える多年草。 葉が2種類生えている。 根元から出ている葉(根生葉)は長い葉柄があり卵状長楕円形。 もうひとつは茎に生えている葉がありこちらは細長く、柄も短い。 花穂は長く直立した茎の先に3~8cmの細長い「虎の尾」のよう。 花穂を構成する萼(がく)は深く5裂し、3~4mmくらいで淡紅色か白色。 花弁はない。 この花穂の構成は以前書いた「ワレモコウ」と似ている。 これはタデ科タデ属。以前書いた「ミゾソバ」「ヒメツルソバ」「オオケタデ」と同科同属。 花期は7月から9月なので夏休みに高原に出掛けられる方は目にすることもあるかも。 和名は花穂が「虎の尾」に似ていて、滋賀県伊吹山に多いことに由来する。 でも虎ってしっぽも黄色と黒のシマシマじゃなかったでしたっけ? それともホワイトタイガーが日本にも生息していたとか・・・ でもホワイトタイガーも白と黒のシマシマですが・・・
雑草記-トラノオ01
雑草記-トラノオ02
雑草記-トラノオ03
  • 2009.08.06 | 
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名前が自分を食べる奴に由来してるなんて・・・

今年の夏はどうなっているの? いつまでも梅雨が明けないと思っていたら西の地方を飛び越して関東だけ明けて。 でも、その後も雨続きだったり、全国的に明けてもなんかカ~ッとは晴れずにこのまま秋になっちゃいそう。 毎年一日中(夜中も建物の看板の灯りに集まって)うるさいほど鳴いている蝉も今年はあまり気にならない。 鳴いたら鳴いたでうるさいが、鳴かないとそれはそれで心配・・・ またしばらくさぼっていた雑草記を久しぶりに。 雑草記41 ブタナ たんぽぽっぽい花。 いろんなところで見た事があると思います。 キク科のタンポポ属は世界に約400種もあるそうです。 日本には約22種が野生している。そのうちのいくつかは帰化植物。 このブタナはタンポポ属はなくエゾコウゾリナ属だけれども、「たんぽぽっぽい花」のひとつ。 背の高いたんぽぽって感じです。 ヨーロッパ原産の多年草で、昭和の初め頃日本に帰化したらしい。 名前は、フランス名の「豚のサラダ」に由来し、日本では豚の食べる菜っ葉という事で「豚菜」。 花は非常にたんぽぽと似ているが、タンポポ属は1本の茎に1つの花を咲かせるが、ブタナは茎が分岐し複数の花をつける。 花茎には葉をつけないので、50センチ以上にもなる茎が地面からひょろっと伸びた先に花がついている。 葉は地表面に円形上にロゼットを形成するため、雑草の生い茂るところでは繁殖せず、荒れ地や造成地の空地などで繁茂している。 種はたんぽぽ同様に冠毛のあるそう果を風に乗せて飛ばす。 冠毛はたんぽぽに比べ荒く、小さいためたんぽぽほど遠くまでは飛ばないようだ。 花期は6月~10月。大抵のたんぽぽが春先から5月くらいまでの花期なのでいま見かけるのはこのブタナだと思っていいのではないだろうか。
雑草記-ブタナ01
雑草記-ブタナ02
  • 2009.08.04 | 
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