小柄だけど派手な感じ。

雑草記38. キランソウ 本州、四国、九州の道端や土手によくみられる多年性の草本。 中国、台湾、朝鮮半島にも分布しているらしい。 根生葉(ロゼット葉)が地面にへばりつくように生育し、茎も立ち上らない。 全体に縮れた毛が生えている。 花は濃紫色でシソ科の花にみられる上唇が短く2裂、下唇は大きく3裂し、 中央の裂片が大きく先端が少し凹んでいるという特徴を有している。 「金瘡小草」または「金欄草」。「き」は紫の古語で「らん」が藍色の意味らしい。 別名は「地獄の釜の蓋」。 すごい名前ではあるが、この草には薬効があり、地獄への釜に蓋をしてしまうほど効き目があることで名付けられたらしい。 その薬効を教えたのが弘法大師という事から「弘法草」とも呼ばれる。 これを煎じた汁は、風邪薬や高血圧の薬となるらしい。 草はみかけによらぬもので、とてもそのような薬効があるようには見えないのだが・・・はじめてみた時は「蝿」がたくさん何かの草にたかっているのかと思ったのは私くらいだろうか。 これもシソ科。キランソウ属。花期は3月~5月でいまが盛りである。
雑草記-キランソウ01
雑草記-キランソウ02
  • 2009.04.13 | 
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ついに完成。

僕の住む横浜ではすっかり桜は満開ですが 現場のある那須の方は月曜日の段階では まだ桜は咲き始めていませんでした。 那須の「木漏れ日の家」完成です。 桜の季節に間に合いました。 建物のまわりの雑木林の中にも何本か桜の木をみかけました。 まだ咲いていませんが、きっと山桜の部類なのだと思います。 海外に住む国際結婚カップルの日本滞在時の住処。 最近産まれたお嬢さんのための住処でもある。 日本に居る奥さんのおかあさんや、ご兄弟達にもぜひ使ってほしいと ゲストルームも充実させている。 これから若葉の季節。 ここでの時間をゆっくり楽しんでいただけたらと思います。
雑草記-M邸01
外観
雑草記-M邸02
LDK部分
雑草記-M邸03
玄関ホール
雑草記-M邸04
浴室

ねずみの耳

雑草記37. オランダミミナグサ これまた帰化植物。原産はヨーロッパ。 日本全土でみられる。 明治の頃、牧野富太郎により、横浜で確認されている。 道端でよくみかける越年性の一年草。 写真のモノは、道路の縁石と石積みのわずかな隙間に生え、白く可愛らしい花を開いていた。 花期は4月から5月。 茎が途中で2裂し、花弁は5枚で先端が浅く2裂している。 全体に軟毛と腺毛が生えている。 ナデシコ科のミミナグサ属で、在来種に「ミミナグサ」があるが、これはかなり数が減ってきているようだ。 「オランダミミナグサ」小花柄が短く、ほとんど茎に接して咲くき、茎などがあまり紫ががらないので「ミミナグサ」とは区別出来る。 「和蘭耳菜草」。ヨーロッパから来た「耳菜草」ということだろうか。 葉の形がネズミの耳に似ていて、食用にもなることからこの名がある。
雑草記-ミミナグサ01
雑草記-ミミナグサ02
  • 2009.04.08 | 
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派手さはないですが・・・

雑草記36. トウダイグサ 北海道を除く日本全土に分布する越年草。 繁殖域は、北半球に広く分布してる。 道端や畑の片隅などにもよくみられる。 私は公園の草地の一角に群生しているのをみかけた。 一見して、どれが花なのかよくわからない。 広がった葉の上の壺のようなもの。これが花らしい。 この中に雄しべと雌しべが入っている。 花弁も萼片(がくへん)もない。 この壺状の縁から蜜をだし、虫を呼び寄せているらしい。 茎を切ると乳白色の汁が出てくる。 これは有毒で、かぶれるらしいので注意。 「灯台草」、「燈台草」。 形が皿に菜種油を入れた灯明を置いた昔の燈火の台に似ている事からこの名がある。 海辺に建つ「灯台」のではない。 トウダイグサ科のトウダイグサ属。 すごく特殊な科・属かと思ったら、この科・属に属するものが10種近くあった。 花期は4月~6月 最近園芸店で鉢植えを置いているのをみかけた。 高さも20~30cmあり、特徴的でさりげない感じの「草」なので好む人はいるかも知れない。
雑草記-トウダイグサ01
雑草記-トウダイグサ02
  • 2009.04.07 | 
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名は体を表す。

雑草記35. ウシハコベ 春の七草の一つに「ハコベ」がある。 その「ハコベ」は、「コハコベ」ともいう。 「コハコベ」によく似ていて、全体に大形なので頭に「牛」がついて「ウシハコベ」である。 日本全土の道端や空き地に生える越年草。 稲や麦と共に伝来した「史前帰化植物」とされる。 発芽の時期は通年とされているが、多くは秋に発芽して春に花を付ける。 花は花弁が10枚あるように見えるが、5枚の花弁が2つに深く裂けていてそう見える。 「コハコベ」とは区別しにくいが、「ウシハコベ」は、雄しべの花柱が5個に分かれており、「コハコベ」は、3個に分かれているので区別が出来るらしい。 その点からこれは「ウシハコベ」と判断している。 花期は4月から10月頃まで。 漢字では「牛繁縷」と書く。 これまた難しい漢字。 昨今TVでよく観かける知識を競うクイズ番組でも 読める人はいないのではないだろうか。 ナデシコ科であるが、ハコベ属、ウシハコベ属の両方の記述がみられる。 花弁の特徴の類似から「ハコベ属」とする見解と、雄しべの花柱の数の違いから「ウシハコベ属」とする見解とが見られる。 草花の分類の難しさを感じる。
雑草記-ウシハコベ01
雑草記-ウシハコベ02
  • 2009.04.02 | 
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