派手さはないですが・・・

雑草記36. トウダイグサ 北海道を除く日本全土に分布する越年草。 繁殖域は、北半球に広く分布してる。 道端や畑の片隅などにもよくみられる。 私は公園の草地の一角に群生しているのをみかけた。 一見して、どれが花なのかよくわからない。 広がった葉の上の壺のようなもの。これが花らしい。 この中に雄しべと雌しべが入っている。 花弁も萼片(がくへん)もない。 この壺状の縁から蜜をだし、虫を呼び寄せているらしい。 茎を切ると乳白色の汁が出てくる。 これは有毒で、かぶれるらしいので注意。 「灯台草」、「燈台草」。 形が皿に菜種油を入れた灯明を置いた昔の燈火の台に似ている事からこの名がある。 海辺に建つ「灯台」のではない。 トウダイグサ科のトウダイグサ属。 すごく特殊な科・属かと思ったら、この科・属に属するものが10種近くあった。 花期は4月~6月 最近園芸店で鉢植えを置いているのをみかけた。 高さも20~30cmあり、特徴的でさりげない感じの「草」なので好む人はいるかも知れない。
雑草記-トウダイグサ01
雑草記-トウダイグサ02
  • 2009.04.07 | 
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名は体を表す。

雑草記35. ウシハコベ 春の七草の一つに「ハコベ」がある。 その「ハコベ」は、「コハコベ」ともいう。 「コハコベ」によく似ていて、全体に大形なので頭に「牛」がついて「ウシハコベ」である。 日本全土の道端や空き地に生える越年草。 稲や麦と共に伝来した「史前帰化植物」とされる。 発芽の時期は通年とされているが、多くは秋に発芽して春に花を付ける。 花は花弁が10枚あるように見えるが、5枚の花弁が2つに深く裂けていてそう見える。 「コハコベ」とは区別しにくいが、「ウシハコベ」は、雄しべの花柱が5個に分かれており、「コハコベ」は、3個に分かれているので区別が出来るらしい。 その点からこれは「ウシハコベ」と判断している。 花期は4月から10月頃まで。 漢字では「牛繁縷」と書く。 これまた難しい漢字。 昨今TVでよく観かける知識を競うクイズ番組でも 読める人はいないのではないだろうか。 ナデシコ科であるが、ハコベ属、ウシハコベ属の両方の記述がみられる。 花弁の特徴の類似から「ハコベ属」とする見解と、雄しべの花柱の数の違いから「ウシハコベ属」とする見解とが見られる。 草花の分類の難しさを感じる。
雑草記-ウシハコベ01
雑草記-ウシハコベ02
  • 2009.04.02 | 
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もう4月。油断してたら・・・

すっかり道端は花盛りを迎えていました。 前回(といっても12月なのでと~い昔ですが)書いた那須の別荘がいよいよ完成間近になってきました。 あの状態から完成へと結構月日が流れてしまってます。 で、4月にもなったことですし、再び雑草記再開しようと思います。(別に中断していたわけではないのですが・・・) 春を迎えて1発目は・・・ 雑草記34. ニワナズナ 地中海地方原産の多年草。これも外来植物。 そう思って見ると、地中海の陽の光を感じるような・・・ 一般的には「アリッサム」と言った方がわかるかもしれない。 園芸店などでもよく売っている。 基本的には園芸用として持ち込まれたのであろう。 公園や花壇にちゃんと植えられているのを目にする。 そういった意味ではいままでここに書いてきた「雑草」達とは 異質なものかも知れない。 ただ、写真でご覧いただけるように、駐車場のブロックとコンクリートの路盤との隙間に咲いていた。 この生命力の強さは「雑草」に値するのではないだろうか。 そして、何年か後には「帰化植物」と言われるほどに繁殖し、定着するのでは・・・ 「庭薺」。庭に咲くナズナということであろう。 なので、これもアブラナ科。 このナズナという漢字は難しい。はじめて見た字のような気がする。 確かによくみると、アブラナ科の植物によくみられる、茎の花に近い部分に横にはね出した実(?)がこれにもみられる。
雑草記-ニワナズナ01
雑草記-ニワナズナ02
  • 2009.04.01 | 
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那須も雪景色・・・

冬になりすっかり雑草が姿を潜めてしまうとともに ここから離れてしまっていました。 が、本業は続けていましたので(笑) 今回はそっちの話を少し・・・・ 年の瀬も押し迫り、なにかと気ぜわしい時期になってきました。 あれよあれよという間に世間では正月休みに突入しそうです。 クリスマスのまっただ中に那須の建物が棟上げを迎えていました。 ここのところ冷込みも厳しくいつ雪が降るかと心配していましたが ついにしっかりと降り積もってしまいました。 24、25日で棟を上げて、屋根の野地板まで施工してあったので 建物内にはそうたくさんの雪は入ってはいませんが。 25日の夜半から降り始め、26日の朝にはすっかり雪景色でした。 現場はもう少しがんばって壁の下地やら建物を囲ってから休みに入って くれるようなので安心して戻ってきました。 今回は建設会社の計らいで25日は板室温泉に1泊させてもらったのですが、 泊まった旅館が非常によかったんです。 板室温泉の「大黒屋」 「保養とアートの宿」をコンセプトにした非常に心地よい旅館でした。 板室温泉という昔ながらの湯治場にあり、建物も昔ながらの佇まい。 行き届いたサービスや(過度ではない)気持ちのいい温泉、そしてなによりおいしく美しい料理が魅力的でした。 それらを包み込む空間には村井正誠のシルクや若手作家の作品、外に目を転じれば菅木志雄の彫刻などが周りの自然と一体となって穏やかな時間を紡ぎだしてくれていた。
雑草記-M邸01
雑草記-M邸02
25日の現場
雑草記-M邸03
26日には雪景色に・・・
雑草記-M邸04
大黒屋で朝風呂

タデ仲間。

雑草記33. オオケタデ 前回のヒメツルソバと同じタデ科の仲間。 タデ科の草は意外と多く、僕の知る限りでは37種もある。 最近完成した建物の隣の空き地に大手を振って繁殖していた。 比較的小さく地味なモノが多いタデ科にあって、大振りで存在感がある。 これは東南アジア原産の大型の1年草。 江戸時代の頃に日本に入ってきた帰化植物である。 元々薬草や、観賞用として入ってきたものが野生化している。 現在は各地で道端や荒地、河原などで見られる。 花期は8月から11月までで、他のタデ科の花に比べ大柄で派手な印象の濃いピンクの花穂を長く垂れ下げる。 「オオケタデ」は、「大毛蓼」と書き、茎が太く、大きく、全体に毛が多いのでこの名がある。 「オオベニタデ」とも呼ばれる。 葉をもんで患部に付けると化膿性の腫れ物や毒虫に刺された時に解毒作用があるとされ民間薬として栽培されていた事もある。 タデ科タデ属である。
雑草記-オオケタデ01
雑草記-オオケタデ02
  • 2008.10.28 | 
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