棟上げ。

 建前、上棟、棟上げ等いろいろと言い方はありますが
建物の骨格が出来た状態です。

上棟式を行う事は非常に稀になりました。

これは弊芯棒(幣串、幣束)と呼ばれる上棟の飾りです。
屋根裏のお守りです。
床下(基礎の中)にも「鎮物」(しずめもの)といわれる
お守りが埋められており、上と下から家全体を守ってくれます。


 

神長官守矢史料館

 長野県茅野市に建築史家の藤森照信氏の設計の「神長官守矢史料館」
その近くの一風変わった茶室(共に藤森照信氏設計)を見て来た。

「神長官守矢史料館」とは、「神長官」という諏訪上社の役職を
担って来た「守矢家」の史料館。

この史料館は守矢家の立派なお屋敷の前にこじんまりと佇んでいる。
内外を土壁、サワラの手割板で覆い、床は土壁同様の三和土(たたき)。
屋根はフランス産のスレートと地元の鉄平石で葺いている。
天然素材を用い、土着的な質感を持った建物である。
素材感は非常に良く、周りの風景とも相まってとても美しいと
感じました。

中には祭事にまつわるウサギの串刺しや鹿と猪の首などの展示が。

あの外観なのに、構造は鉄筋ンコンクリート造というのが少し
気にはなりましたが・・・
史料館という性質上、内部の温湿度管理を考えての選択だったのでしょうか。

その近くには「高過庵」というツリーハウスと「空飛ぶ泥船」
という藤森氏の2つの茶室があります。
両方とも藤森氏個人の所有のようで普段は公開されてはいない
ようです。

共に水道設備も排水設備の当然ないのでお茶をやるときはポットを
持って行くそうです。中には一応、炉はあるらしいですが・・・


「茅野市神長官守矢史料館」

            
   「高過庵」(たかすぎあん)


「空飛ぶ泥船」