雑草記

昔は生活にとけ込んでいたけれど・・・

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雑草記31 ツユクサ もうすぐ10月もおわり。今年も残すところあと2ヶ月になろうとしている。 そろそろ雑草の種類も減ってきて冬の到来を予感させる。 この季節に咲いている草花は春、夏に比べ花は小ぶりで可愛らしく、落着いた感…

黄色い虫のような・・・

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雑草記30. ミヤコグサ 道端や芝地、荒れ地にまで生育している。 その他にも海辺の草地にも好んで生えるらしい。 これは海辺の砂浜のはずれで見かけた。 日本各地から中国、ヒマラヤにも生育する多年草である。 麦類の栽培と共に…

かわいい鬼。

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雑草記29. オニタビラコ こんな可愛い花をつけるのに「鬼田平子」。 というのも、これに似た「コオニタビラコ(小鬼田平子)」という草があり、 これよりもひとまわり大きいので「鬼(大きいの意)」なのである。 この「タビラコ…

モビールの様な・・・

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雑草記28. ツリフネソウ これも「那須のアトリエ」の庭に咲いていた。 北海道から九州まで広く分布する1年草 名前の由来は見ての通り、花の形とつき方が帆掛け船を吊り下げたようなので「釣船草」 花の「船」部分の後ろの方へ突…

毒でもありそうな・・・

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雑草記27 ホトトギス 鳥と同じ名前を持つ植物はいくつかあるが、これもそのひとつ。 和名は「杜鵑」で「ホトトギス」と読み、鳥の「不如帰」とは異なるが花被片にある斑点をホトトギスの胸にある斑点になぞらえてつけられたというこ…

もう花も終わる頃

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雑草記25. ミヤマアカバナ 北海道や本州の中部地方以北に分布している多年草。 山麓や野原の水湿地や、深山の渓流沿いなどで生育している。 「深山赤花」と書き、深山に生育する『赤花」の意。 アカバナ科アカバナ属であるが花は…

へそ曲がりな訳ではないだろうが・・・

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雑草記24. ネジバナ なんとも不思議な草花である。 日本全土および樺太、千島、朝鮮、中国、ヒマラヤまで分布する多年草。 陽当りのよい野原の芝地、田の畦、芝生などで生育する。 ラン科のネジバナ属であるが、これもなぜラン科…

隙間さえあれば・・・

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雑草記23 タネツケバナ 水田や湿地などに生育する越年草。 が、水田も湿地もない新興住宅街の空き地の道路端や家のブロックフェンスと道路の隙間にも生えている。まさに「雑草」という感じで生命力を感じる。 北半球の温帯に広く分…

下ネタのつもりはないのですが・・・

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雑草記22 オオイヌ丿フグリ    誰もが一度は道端で目にした事があるのではないか。 そんなこの草もヨーロッパ原産の帰化植物。 明治初期の1884年頃に東京で確認され、いまでは全国に広がっている。 この草も牧野富太郎によ…