PROCESS

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設計相談

設計に関する相談や問合わせは電話やEmailでご連絡いただき、 事務所の方へお越しいただくか、お伺いしてお話をお聞きいたします。 この設計相談の段階では設計料は発生いたしませんのでご遠慮なくご相談ください。 (設計相談フォームへ) その際、ご要望、ご質問等をお伺いし、我々の設計に対する考え方、 姿勢などをお話し、お互いを理解し合うところから初めて行きたいと思います。 設計を依頼いていただけることになりましたら、敷地を拝見させていただき、 基本計画案の作成に取りかかります。 打合せに際して、敷地の住所、地図、敷地の面積や形状のわかる図面類、 ご要望内容(メモ書きで十分です)、ご予算等をお聞かせください。

基本設計

基本計画とは依頼者の要望、敷地の法的条件から計画案をまとめて行く作業です。 基本計画は設計作業の始めで有り、建築の大枠を決定する大事な段階です。 依頼者の要望を聞き、設計者としての提案をし、 それらを検討し依頼者の納得のいく計画案を作成して行きます。 そのようにして基本計画案がまとまった段階で、設計契約を結んでいただき、 基本設計、実施設計に進んで行きます。

設計契約

基本計画が終了した時点で設計契約を結んでいただきます。 設計監理料は国土交通省が定めた告示を基に、工事費に対する料率で定めています。 参考-国土交通省告示 料率表

当事務所における住宅(第4類)の料率は以下のように定めています。 支払いの時期は、各業務の区切りの時期にご請求させていただいております。
・工事費1500万円以下  設計監理料(消費税別) 一律150万円
・工事費1500万円以上  設計監理料(消費税別) 概ね工事費の10%
基本計画終了時(設計契約時)  全体の1/3
実施設計完了時(請負契約時)  全体の1/3
工事完了時  (竣工受渡時)  残金

設計監理料の基準となる工事費は、契約時に想定工事費を示し、それを基に算出します。 しかし、実際の工事請負金額はこの想定工事費と食違う事がありますので、請負金額に応じて精算させていただきます。遠隔地につきましては、事前に相談し、交通費のみ実費でいただくこともあります。

基本設計・実施設計

基本設計とは、実施設計に至る計画案を煮詰めて行く作業と、建築確認申請に必要の設計図書の作成が主な業務です。 実施設計は、詳細まで設計を詰め、建設会社が見積、工事を行う事の出来る図面を作成する作業です。 実質的には基本設計と実施設計の作業はほぼ同時進行のような形になりますが、依頼者と打合せを繰り返しながら作業を進めて行きます。 基本設計が完了した時点で建築確認申請を提出します。この許可に概ね1ヶ月程度かかります。 規模、構造によっては、構造設計事務所、設備設計事務所に協力を依頼し、設計を進めて行きます。 (構造設計料、設備設計料は設計監理費に含みます。)

 

基本設計

          
  • 確認申請図書
  •       
  • 構造計画
  •       
  • 基礎・杭の設計
  •       
  • 設備、電気の計画等

 

実施設計

 

  • 特記仕様書
  •       
  • 仕上表
  •       
  • 実施設計図書 建築              
    • 給排水設備
    •              
    • 電気設備
    •              
    • 空調設備
    •              
    • 外構・植栽

見積・建設会社選定

実施設計終了後、建設会社に見積を依頼します。 依頼者にて指定の建設会社がなければ、構造、規模などから適当な建設会社を2〜4社選定し、見積を(相見積)依頼します。 この見積に概ね3〜4週間かかります。 見積書の提出がなされた後に、設計事務所は依頼者の立場に立って、チェックをし、予算との調整のため仕様の変更等の見積調整を行い、最終的な請負業者と、請負金額を決定します。

工期、請負金額、支払い方法を調整後、依頼者と建設会社の間で工事請負契約を結んでいただきます。 建設会社への工事費の支払いは、契約時1/3、上棟時1/3、竣工時1/3というのが一般的です。

設計管理(工事管理)

この監理業務とは設計図通りに工事が行われているかを確認し、建築の品質を監督する業務です。 現場における不測の事態対する変更の指示や、図面に完全には表現出来なかった部分の指示、建設会社から提出される施工図のチェックなどをします。 工事途中であってもより良い方向の変更であれば、それに対する対処などもして行きます。 建物の規模によっては役所の中間検査などがある場合は、検査への立会もこの業務に含みます

竣工引き渡し

工事終了に伴い、役所の完了検査、設計者としての検査、依頼者立会の元での検査を経て引渡となります。 引渡し後のメンテナンスは施工会社に委ねますが、依頼者と私たちのお付合いは、始まったばかりです。 メンテナンスに対するアドバイスやいろいろとご相談ください。