雑草記40. コメツブツメクサ
駅前の街路樹の足元、ツリーサークルの隙間から生え出して群生していた。
荒れ地や路傍に極普通に生育し、人為の撹乱の激しいところによく見られる。
あまりに花が小さいので目立たないが、よく見ると小形で黄色の蝶形花が多数密集してつき、可愛らしい花である。
スーパーとかのお米のコーナーで売っているビタミン入りの米粒?のような花でもある。
「米粒詰草」。
名前からわかるようにクローバー(シロツメクサ)と同類のツメクサ(詰草)の1種である。
米粒のように小さい詰め草という意味。
葉もクローバーと同様に3小葉からなる。
ヨーロッパ、西アジア原産の帰化植物で、明治の後期に渡来したらしい。
意外と多いマメ科の植物。シャジクソウ属。
花期は5月から9月とあるが、もう咲き始めている。
これも温暖化と何かつながりがあるのだろうか・・・
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