「花」のアイコン

しばらくは、13日からのキャンプ時に見つけた草花を調べてみる。 雑草記44 フシグロセンノウ 九州から本州の明るい落葉広葉樹林の下に生える多年草。 こどもの書く「花」に近い形をしている。記号化された「花」の形。 朱色の5弁花。「花」としてはよくあるように思われるが、朱色の花は多くない。 花弁の一部の色がはがれたように見え、林の中にあって作り物のように、はっきり、くっきりよく目立っていた。 漢字で書くと「節黒仙翁」。 節が太く、茶色を帯びた紫黒色なのに由来する。 茎は直立し、高さ40~90cmくらいあり、葉は対生し、楕円状披針形で4~15cmの長さで先が尖る。花期は7月から10月。 ナデシコ科センノウ属で、同属別種に園芸用の「仙翁(センノウ)」があり、他に○○センノウと名のつくものが数種ある。
雑草記-フシグロセンノウ01
雑草記-フシグロセンノウ02