
雑草記45. クサコアカソ
キャンプ場を流れる小川のほとりに咲いていた。
群生すると美しいらしいが少数だと目立たず地味な草花。
葉がシソに似ていたのでシソ科の植物かと目処を付けて調べて行ったが見当違いだった。
イラクサ科カラムシ属。あまり耳にしない科名、属名だった。
低山地に普通に見られる高さ50cm程度の多年草。花期は7月から9月。
「草小赤麻」と書く。茎や葉柄が赤褐色を帯びることに由来する。
別名に「マルバアカソ」という名もあるようだが、こちらの由来はわからなかった。
これに非常に良く似た草で「赤麻(アカソ)」「小赤麻(コアカソ)」というのがある。
違いは、アカソは葉が深く3裂している。コアカソは半低木で茎の下部が木質化している。
なので注意して葉や茎をみていないとどれかわからない。
「アカソ」の変種ということになっている。
遠景の画像で葉の形状が確認出来る(花はボケボケだが・・・)のと、生えていた状況をみていたので、これは「クサコアカソ」で間違いないと思う。
