越後妻有地域760平方キロメートル(これは東京23区の1.2倍)の範囲にわたるこの芸術祭。
「トリエンナーレ」という名前にあるように3年に1度開かれ、
2000年にはじまったので今年で4回目となる。
他の地方の芸術祭がどの程度続いているのか知らないが10年に渡って続いているのは
素晴らしいことだと思う。
芸術祭であるからアートは当然見所ではあるが、この地域特有の「棚田」「ブナ林」
「川」「渓谷」などの自然や「水」「酒」「米」「そば」などの食、そしてなにより「人」。
いくつかの展示施設では地元のお母さん達がお茶や食事を出してくれたりしている。
気さくにいろいろな地域に関する話や参加芸術家との係わりや出来事なども話してくれた。
そんな地域に根ざした部分がこの芸術祭の最大の魅力のように感じた。
妻有。「つまり」と読む。
名前の由来は新潟の日本海側の南の「どんづまり」にある地域。
どんづまり→づまり→つまり となったと地元お母さんに教えてもらった。
仕事柄魅かれるのは建築的なモノやランドスケープ的なモノなのでそういったモノを中心に見て来た。
この時期は「秋版」ということでメインであった夏に比べると展示の数はかなり減ってはいた。
特に人手が必要そうな古民家での展示が減っていたように思われる。
今回この地域へ北から入った。関越の越後川口から南下していった。
棚田の風景
日本3大渓谷:清津峡
清津峡より綺麗だった秋山郷
松代の月と「○△□の塔と赤とんぼ」
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