誰にでも間違いはあるが・・・

最近、建築業界も偽装や施工ミスなど毎日のように報道されている。 詳しい経緯はわからないが、報道をみる限り思い込み、確認不足、不注意等々の初歩的ながら、人為的なミスによるものが多い。 建築材料の認定における偽装は言語道断、弁解の余地なしだが、市川の駅前の高層マンションなどは、鉄筋工事会社の思い込みと、S建設の確認ミス、設計事務所の監理上の怠慢によるものだろう。(もちろん、これも許されることではない。) 鉄筋工事会社が構造図面を十分に確認していれば・・・ S建設の工事監督がちゃんと鉄筋の本数を数えていれば・・・ 設計事務所が建設会社まかせでなくちゃんと現場に出向いて検査していれば・・・ 少なくともコンクリートを打設する前に是正出来ていた。 それぞれが、おごることなく、それぞれの仕事を全うする。 そういう当たり前のことを当たり前にやる。 そこからはじめなくては。