春の訪れ・・・

今日から4月。 すっかりさぼっていたこのブログの更新を4月の訪れと、草木の芽吹きと共に再開しようと思い、筆を取りました。 すでに梅や桃は咲き、いまは桜が真っ盛り。 ついつい花を眺めるために上を向きがちですが、足元にもたくさんの草花が咲き誇っています。 雑草記18 ヒメオドリコソウ 名前から想像が付くかも知れないが、「踊子草」という花があって、それよりも1センチほど縮めたような形なので「姫(ヒメ)」なのである。 肥えた土地では群生し、陽当りのよい場所では赤紫に染まっている。 漢字では「姫踊子草」。 元々はヨーロッパの原産。明治時代中期に東京で確認されている。 こう聞くとなんとなく社交ダンスを踊るヨーロッパの貴婦人のような優美さを感じる。 葉は五重塔のような段状につき、その間から小さなピンクの花を咲かせる。 この花の形が筒状に長く、のどのように見える(?)ことに由来して、学名は「Lamium purpureum」。紫色のLamium「laipos(のど)」が語源。 この葉の感じ、見た事ありませんか? 「しそ科」です。大葉やシソにも共通する形、質感です。 この草、道端のどこででも見られると思います。
雑草記-ヒメオドリコソウ01
雑草記-ヒメオドリコソウ02