道端は食べ物の宝庫。

雑草記21 オランダガラシ これも食べられる草。 「オランダガラシ」。この名前より、「クレソン」と言った方が通りがいいだろう。 洋食屋さんでよく見かけると思うのだが、そう、ハンバーグステーキの付け合わせに付いて来る、あの少し辛みのある葉っぱである。 あれが、こんな公園の小さな川に群生している。 和名は「オランダガラシ」。他にも「ミズガラシ」「ツマガラシ」「ヤオヤガラシ」とも呼ばれるらしい。 これまた帰化植物。明治の初期にヨーロッパから食用として導入された。 これが繁殖力の強さから各地で野生化し、広がった。 この草は、茎が中空で水に浮かび伸びる。水中に伸びた茎から発根して大きな群落を成す。 水温の低い清流でよく繁茂するといわれているが、公園の小川の水質でも十分繁茂している。 花は白く小さく可憐である。 この「クレソン」、菜の花と同じ「アブラナ科」。 たしか、「ナズナ」も「アブラナ科」。以外と「アブラナ科」の草は多い。
雑草記-クレソン01
雑草記-クレソン02