雑草記28. ツリフネソウ
これも「那須のアトリエ」の庭に咲いていた。
北海道から九州まで広く分布する1年草
名前の由来は見ての通り、花の形とつき方が帆掛け船を吊り下げたようなので「釣船草」
花の「船」部分の後ろの方へ突出た部分は渦を巻いている。この部分を「距(きょ)」というらしいが、ここに蜜を貯めている。
茎がやや赤味を帯び、節が膨らんでいる。葉は菱形の楕円型で先は尖り縁には鋸歯がある。
ツリフネソウ科のツリフネソウ属。聞き慣れない科名だが「ホウセンカ」も
このツリフネソウ科である。
この草花は庭のところどころに群生していた。
花の形は捉えにくく、花びらはシワシワであまり綺麗に見えないが、
よく見ると上から吊られるように花がつき、とても面白い形をしていた。
昔よく見た「モビール」を思い出した。
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