雑草記47. マルバダケブキ
カタカナだとどこで区切るのか分からない名前草花。
漢字で書くと「丸葉岳蕗」。
丸い葉っぱの岳(高い山)に咲く蕗(ふき)。でも、フキ属ではない。
同じキク科ではあるが「オタカラコウ」と同じメタカラコウ属。
本州・四国の深山の草地や林下に生える多年草。
高さは1m以上にもなり、フキに似た大きな根生葉が特徴。
確かに葉だけを見るとフキに見える。大きな腎円形で葉の周りには鋸歯がある。
全体に大きく、林の中で見かけると毒々しい印象すらあった。
オタカラコウも、このマルバダケブキもさらにはメタカラコウも葉がフキに似ているのになぜ「フキ属」ではないのだろう?
茎葉は2枚で茎を抱く形で生える。
頭花は黄色の散房状の花序で直径は約8cm,、舌状花は10個程度つく。
総苞は直径2cmほどの鐘形。
花期は7月から9月
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