少し間が空いてしまったが、お盆のキャンプ&登山の続きを・・・
雑草記・・・ではないけれど、面白い?可愛い?奇妙なキノコをみかけたので。
登山道に沿った林床にいくつもみかけたベニテングタケ。
僕ははじめて(?)みたが、結構よく見られるキノコ。
見た目から想像出来るように毒キノコである。
写真は生えはじめの時期なのか傘が開いていないのでゴルフボールのようだった。
傘が開いた後の赤地に白斑点という形状はおとぎ話の中の挿し絵に使われるキノコのひとつである。
ディズニーのアニメやスーパーマリオブラザースの中などでも見られる。
派手な色合いから猛毒のキノコと思われがちであるが、食べても死ぬような事はまずない。
主な毒成分はイボテン酸、ムッシモール、ムスカリンなどで、食べると下痢や嘔吐、
幻覚などの症状をおこす。
が、イボテン酸は非常に強い旨味成分でもあり食べるとおいしいらしい。(キノコ類の苦手な私には
興味はないが)
長野県の菅平などごく一部にて特別な方法を用いて食用とされる事例も存在する。
これは塩漬けにして乾燥させて保存食としていたらしい。
またこのキノコにはハエを誘う物質とハエを殺す物質を併せ持っているためハエ取りにも用いられてきた。
毒々しい外見の割に生活に近い毒キノコだ。
テングダケ科テングダケ属
ダケカンバ、白樺やトウヒ林などに夏から秋ごろに生える。
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