以前、HP上(https://ugu-arch.com)で「雑草記」というのを書いていた。
HPのリニューアルを機にこのブログ形式に移行したため
「雑草記」自体はお蔵入りにした。
そのため機を見てこちらにその時のモノを転載している。
一昨年、お盆時期にキャンプに行ってきた。
年に数回仲間とのキャンプを続けている。
この年は現場との絡みとかで最も混むお盆の最盛期のキャンプだった。
場所は草津温泉の北、群馬県吾妻郡六合村にある野反湖。
標高でいうと1500m位の位置にあるダム湖である。
上信越高原国立公園内あるためかなり自然のままで気持ちのいいところだった。
これから数回はこのキャンプの時に見つけた雑草(山野草)について調べてみた。
雑草記05-野反湖 シナノオトギリ
「信濃弟切草」。漢字で書くとこうなる。
「弟切草」の一種。何年か前にこんなタイトルのホラー映画があった。
映画の内容は知らないが、「弟切草」と書くこの名前の由来は・・・
薬草として鷹に効くこの草の秘密(父祖伝来の秘薬として守っていた)を弟が他人にもらしたので、兄が弟を切り捨てたという伝説によるらしい。
映画もこんな内容なのだろうか。
結構物騒な名前ではあるが花はいたって可憐な美しさをたたえている。
本州中部の高山の岩場に生える多年草。
と、モノの本にはあるが、これはキャンプサイトの道端にも生えていた。
群生し径2cm程の美しい黄色い花を咲かせる。
葉には黒い小さな点があったり、光をよく透す明点がある。
「信濃弟切草」の葉の縁には黒点が並び、葉の中央にはごく少数の黒点と明点が存在するのが特徴となっている。
名前の通り、長野に多いオトギリソウということだ。
オトギリソウ科オトギリソウ属である。
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